テキスト科目(TR、TW、TX)の履修
テキスト科目には、以下の3つの種類があり、履修形態や提出課題の内容(レポートや作品)によって、提出の締切日や評価方法等が異なります。各科目のシラバスを確認の上、取り組んでください。
テキストレポート科目(TR) | レポート課題と単位修得試験のある科目 |
---|---|
テキスト作品科目(TW) | 作品課題の科目 |
テキスト特別科目(TX) | 卒業・修了関連科目、論文研究など特別な科目 |
■TR テキストレポート科目
TR科目は、指定されたテキストを中心に学習を進める科目です。まずはレポート課題を提出し、レポート課題に合格した後、単位修得試験を受験することができます。
レポート課題と単位修得試験の両方に合格することで単位を修得できます。TR科目に取り組むうえで、もっとも重要なのものはテキスト教材です。シラバスで指定されたテキスト(補助教材が指定されている場合は補助教材も)を精読し、授業目標の達成に向けて課題に取り組んでください。
<レポートの文字数と課題数>
単位は学習量に応じて定められています。テキスト科目の場合、提出するレポートごとにボリューム(文字数・作品数等)と課題数が決まっています。レポート課題の提出枚数(文字数)の標準は下表の通りです。一部の科目で1単位相当の枚数(文字数)が若干異なることがあります。特に大学院は大きく異なる科目があります。レポート作成時には、必ずシラバスを確認してください。
<TR 履修の流れ>
1. シラバスを読む (シラバスで科目と課題の内容をチェックする)
2. テキスト学習 (課題内容と試験のポイントを意識しながらテキストを読む)
3. レポート課題に取り組む (レポートを作成し、提出する)
4. 単位修得試験に取り組む (単位修得試験を受験する)
1. シラバスを読む
カリキュラム一覧で、科目名をクリックすると、シラバスページへ移動します。
シラバスは、「科目の概要」「課題の概要」で構成されています。両方を必ず確認してください。
シラバスの各項目についての詳しい説明は、 airU学習ガイド > 2. 履修・学習 > テキスト科目(TR、TW、TX) >テキスト科目のシラバス を参照してください。科目によっては取り組む上での注意事項が記載されていますので、確認してください。
【はじめに】教員からのメッセージを確認し、電子テキストをダウンロードしましょう。TR科目・TX科目では、テキストへの取り組みが最も重要です。履修を開始したらまず、テキストを入手してください。電子テキストの閲覧・購入について詳しくは、 airU学習ガイド > 3.教材・テキスト を参照してください。
シラバスでは課題提出期間や、参考文献等の情報を適宜確認することができます。レポート課題に取り組む際にはあわせてシラバスで「試験のポイント」も確認しておき、試験も視野に入れて読み進めましょう。
2. テキスト学習
課題の取り組み方が記載されています。科目によっては、授業の導入となる動画が表示されます。確認後、いよいよ課題に取り組みます。
・「授業のコミュニティ」について
科目によっては、「授業コミュニティ」が設置されています。
授業コミュニティの中には「道標」「お知らせ」「広場」の3つのトピックがあります。特に「道標」では、担当教員より授業の補足や教材の訂正事項などについて書き込みがあります。定期的に確認するようしましょう。
TR科目・TX科目の場合は、「テキスト・教材学習」ページの中にあります。科目によっては「テキスト・教材学習」ページの中で更に複数のページに分かれている場合があります。「>次へ」ボタンを押してページを進んでいただくか、ナビゲーションバー直下の「1」「2」「3」・・・という数字ボタンを押してページ移動してみてください(スマートフォン・タブレットの場合は、ナビゲーションバー直下のプルダウンメニューから選択)。
3. レポート課題に取り組む
レポート作成ページへ進み、レポート課題内容を確認しましょう。設問内容を意識しながら、テキストを読み、レポートを作成します。完成したレポートは、課題提出期間内にこのページから提出してください。
提出方法の詳しい説明は、 airU学習ガイド > 2. 履修・学習 > テキスト科目(TR、TW、TX) > TR科目(レポート課題) を参照してください。
4. 単位修得試験に取り組む
レポート課題に合格すると、次は単位修得試験です。試験期間になるまでに、シラバスの「試験のポイント」を必ず確認しましょう。「試験のポイント」の指示に従い、テキストにより深く取り組むことで、授業目標の達成を目指します。
試験期間中はいつでも受験を開始できます。受験にはいくつかのルールがあります。詳しくは、 airU学習ガイド > 2. 履修・学習 > テキスト科目(TR、TW、TX) > TR科目(単位修得試験) で確認してください。
【単位修得!】
単位修得試験に合格すると、その科目の成績状況は「単位修得見込み」となります。各期末にそれぞれ成績が確定され、「単位修得済」となります。各自確認するようにしてください。
■レポートにおける二次利用と剽窃
インターネットやパソコンの普及に伴い、閲覧した他者のレポートや文章をそのまま自分のレポートとして提出するケースが発生しています。他人の文章を自分で書いた文章として二次利用しても、一切学習成果が上がらないばかりか、執筆者当人にも迷惑をかける結果につながります。
また、一般の刊行物においては、文章を引用して出典を示さなかった場合、剽窃(他人の文章・語句・説などを盗んで使うこと)という不正行為にあたります。
例えば、レポート本文内で他者の文章を引用する場合には「 」でくくり、参考文献欄に出典を明記してください。他者と自身との文章を混同しないように気をつけましょう。詳しくは、airU学習ガイド>12. その他>レポート作成にあたって>論文・レポートを書くためにを確認してください。
大学では、レポート課題における二次利用と剽窃に対して除籍も含め厳正に対応します。大学での学習の目的や意味を今一度考え、レポート作成時のルールを守り、レポート課題には自分自身で取り組んでください。
■TW テキスト作品科目
まずはシラバスをよく読んで課題に取りかかってください。添削指導とは、自宅学習の成果を課題作品などで提出して、“個別に指導と評価を受ける”ことです。添削による教員とのやりとりを通じて、自宅学習のペースをつかんでください。
■TX テキスト特別科目
卒業・修了関連科目、論文研究、分野特論など特別な科目をTX科目としています。
(1)課題提出期間
TX科目は、それぞれ課題提出期間が設定されています。必ず各科目のシラバスを確認してください。
(2)提出物
提出物は、課題の種類(レポート、作品)によりTR科目、TW科目に準じます。各科目のシラバスに従ってください。
■提出物
レポート・作品課題はシラバスの指示に従って不足・不備のないように提出してください。下表を目安に、具体的な提出物を必ずシラバスで確認してください。
課題形態 | レポート課題 | 作品課題 | ||
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提出形態 | 郵送・窓口 | airU | 郵送・窓口 | airU |
初回提出 | ①レポート ②添削指導評価書 ③宛名表紙 |
①レポート | ①作品 ②添削指導評価書 ③返送用宛名シール(切手貼付) |
①作品 |
再提出※1 | ①再提出レポート ②再提出用添削指導評価書 ③前回提出(=D評価)の添削指導評価書(添削文含む)、レポート本文 ④宛名表紙 |
①再提出レポート | ①再提出作品 ②再提出用添削指導評価書 ③返送用宛名シール(切手貼付) ・上記の他、科目により必要なものが異なります。必ずシラバスを確認してください。 |
①再提出作品 |
※1 再提出方法は前回提出方法に準ずる。
添削指導評価書
テキスト科目のレポート・作品課題を郵送・窓口提出する際には、「2020年度 テキスト科目添削指導評価書」の添付が必要です。airU学習ガイド>書式集からダウンロードしたものを印刷してください。
・太枠内(学籍番号・氏名など)を消えない筆記用具で記入し、教員記入欄は記入しないでください。
・レポート課題の場合は、レポートセット方法を確認しホチキスどめしてください。
・作品課題の場合は、作品に同封してください。
【注意事項】
・シラバスを確認し、指定の提出物以外のものを同封しないでください。
・申込書や申請書などを課題に同封しないでください(「単位修得試験(対面)申込書」を除く)。
・シラバス記載の提出物以外は添削することができません。教員に見てほしい場合は「学習・事務手続きに関する質問票」を課題とは別で提出してください。
■課題提出
(1)提出期間と返却日
科目 形態 |
期 | 春期 | 夏期 | 秋期 | 冬期 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月度 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
TR | 提出 期間 |
21~30 | ― | ― | 21~30 | ― | ― | 21~30 | ― | ― | 21~30 | ― | ― |
返却日 | 返却は提出月度の翌月下旬(20日~28日前後)をめどに行います。 | ||||||||||||
TW | 提出 期間 |
11~20 | 11~20 | ― | 11~20 | 11~20 | ― | 11~20 | 11~20 | ― | 11~20 | 11~20 | ― |
返却日 | 返却は提出月度の翌月中旬(10日~18日前後)をめどに行います。 | ||||||||||||
TX | 提出 期間 |
科目により締切日を設定しています。各シラバスを確認してください。 | |||||||||||
返却日 | 返却は課題提出締切日の約20日~28日後をめどに行います。 |
・airUは提出開始日13:00から提出締切日13:00大学サーバー着信分まで
・窓口提出は締切日窓口受付時間まで、郵送提出は締切日【必着】※消印不可
・課題提出期間の日・祝は窓口休止日のため、持参での提出はできません。
※大学休止期間(8/11~8/16)も窓口提出はできませんので注意してください。
・締切日が日・祝の場合、提出締切日はその翌日となります。(例)20日(日)→締切日21日(月)
・締切後に到着したものは次の提出期間に受け付けます。airUマイページへの反映は受付後です。
郵送事情を考慮して、課題は余裕をもって早めに送付してください。
締切日間際の提出の場合は、宅配便等の配達日指定ができる送付方法を利用してください。
※卒業・修了判定にかかる方は卒業・修了関連科目以外の科目を冬期(1~3月)に履修することはできません。
【注意事項】
・基本的に、パソコンやインターネット回線等のトラブルについては、課題提出期間外の受付などの例外的な受付措置はできません。自らトラブルの発生を防ぐ方策を講じてください。万一、トラブルが発生した場合は、事務局にメール(question@air-u.kyoto-art.ac.jp)またはFAXにて連絡してください。内容によっては、例外的な受付措置も検討します。ただし、課題提出の締切時刻までに連絡いただいた場合に限ります。メールまたはFAX以外での連絡では対応できませんので、注意してください。
トラブル連絡があった後に連絡がつかず、締切日当日中にトラブル内容の確認ができない場合は、例外的な受付措置をとることができなくなります。締切日においては当日中に、事務局からメールまたはFAXを返信しますので、必ず当日中に確認してください。
【年度最終締切】
・年度最終締切分(TR科目1月度、TW科目2月度、TX科目シラバス参照)として受付・添削された課題の評価がD評価(不合格)となった場合は、年度内に再提出できる機会はありません。
・年度最終締切日後に到着した課題は2020年度分として受け付けができません。確実に締切日までに課題が到着するように提出してください。次年度のTR科目の受付は2021年4月21日(水)から、TW科目の受付は2021年4月11日(日)から開始します(TX科目はシラバスで確認してください)。
・今年度最終締切日後の学習は、2021年度シラバスの閲覧ができるまでは課題内容に変更のない科目を中心に進めてください。次年度のテキスト科目課題改訂の有無については『雲母』2月号(1月25日発行)でお知らせします。
(2)提出方法
テキスト科目は、1.郵送、2.窓口、3.airUマイページ(科目・課題の制限あり)の提出方法があります。
シラバスの課題提出形態欄に「郵送・窓口・airU」とある科目は、郵送・窓口とairUマイページのいずれからも提出できます。
ただし、再提出となった場合は初回提出方法と同じでなければなりません。
①郵送提出
第四種郵便を利用できます。ただし、適用条件があり、利用できない場合があります。その場合は宅配便等を利用してください。また通常郵便より配達日数がかかることを前提に早めの投函を心がけてください。提出は締切日【必着】です。確実に締切日までに到着するように提出してください。
提出方法の詳細はairU学習ガイド>3. 履修・学習>テキスト科目(TR、TW、TX)>TR科目(レポート課題/郵送・窓口)またはairU学習ガイド>3. 履修・学習>テキスト科目(TR、TW、TX)>TW科目(作品課題/郵送・窓口)を確認してください。
第四種郵便の適用条件については、airU学習ガイド>3. 履修・学習>テキスト科目(TR、TW、TX)>第四種郵便を確認してください。
②窓口提出
窓口受付時間内に指定の提出先に、必ず学生本人が提出してください。指定の提出先以外は一切受け付けできません(学部 陶芸コースの作品のみ別途提出先が指定されています)。
窓口受付後の確認により、『学習ガイド』やシラバスで指定されている内容、注意事項に沿わない課題は受け付けできない場合があります。提出前には必要物がそろっているかよく確認してください。
窓口受付は、窓口受付日・時間に準じます。これ以外の日時での窓口提出はできません。
③airU提出
一部の課題は、airUマイページの各科目ページから提出できます。提出方法は下表を参考にし、詳細はairU学習ガイド>3. 履修・学習>テキスト科目(TR、TW、TX)>TR科目(レポート課題/WEB)またはairU学習ガイド>3. 履修・学習>テキスト科目(TR、TW、TX)>TW科目(作品課題/WEB)を確認してください。
レポート課題 | 作品課題 |
---|---|
1. レポート本文を入力する 2.参考文献を入力する 3.添付資料を添付する(提出物として参考資料や図版を求められている課題の場合のみ) 4.レポートを一時保存する(不備がないか確認する) 5.課題を提出する |
1.提出ファイルを登録する 2.課題を提出する |
(3)提出先(一部の学部 陶芸コース作品課題を除く)
郵送先:〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116 京都芸術大学通信教育課程 教務課宛
窓口提出:人間館中2階 通信教育課程事務局窓口 ※他の場所での提出はできません
※学部 陶芸コース作品の提出先は、シラバスおよび『陶芸コースガイド』で確認してください。
■受付できない場合
『学習ガイド』、シラバスで指定されている内容、注意事項に沿わないレポート・作品は、不備があるものとして受け付けできないことがあります。この場合、不備内容をお知らせする書類を同封して返却しますので、不備内容を改めて再送してください(「不合格」ということではありませんので不備を改めて提出する際は「再提出」ではありません)。再送の際も通常の課題提出と同様の締切日となりますので、特に締切日間近に提出される際は、不備がないよう提出前にしっかりと確認してください。
■再提出
返却された課題の評価がD評価(不合格)であった場合、同一年度内に提出機会があれば再提出することができます。添削内容を参考にもう一度課題に取り組み、シラバスに記載の各科目の課題提出期間に再提出してください。再提出方法は、初回提出方法と同じでなければなりません。郵送・窓口提出の場合は、シラバスに記載の再提出物を確認してください。
■授業アンケート
課題提出後から年度末まで、1科目につき1回授業アンケートを提出することができます。今後のよりよい授業運営のため、ぜひご意見をお寄せください。
このカテゴリのよくある質問
- 単位修得試験(対面)を欠席しなくてはいけません。何か手続きはありますか?
「単位修得試験(対面)申込取消願」を提出してください。受験申込取消願受付締切日【必着】までに大学に到着すれば、無料で取り消します。FAXやメールの場合は、同日23:59着信まで。それ以後の申し出の場合、欠席扱いとなり単位修得試験受験料金額を負担いただきます。なお、取り消しの取り下げはできません。
- レポート課題や試験で指定された字数のプラスマイナス1割以内を超えてしまった場合は、評価に影響するのでしょうか?
字数についても評価の対象としていますので、指定字数のプラスマイナス1割以内を目安に作成してください。
- airUマイページのレポート課題入力画面で文頭の一字下げができないのですが、どうしたらいいですか?
一字下げをする場合は、全角スペースで入力してください。文頭の半角スペースは、確認画面や提出時には詰めて表示されてしまいます。なお、使用機器によっては全角スペースの入力が難しい場合もありますので、airUから提出される場合は一字下げができていなくても評価の対象とはなりません。
ただし、郵送・窓口提出分については評価対象としますので、適切な箇所で一字下げをしてください。- 単位修得試験(対面)で申し込んだ3科目のうち1科目が不許可となったので、別の科目を追加したいのですが。
追加の申し込みはできません。
- いつまでに課題に合格すればいいのですか?
ひとつの科目に着手すると、最初に課題を提出した同一年度内に、すべての課題(単位修得試験も含む)に合格してください(単年度履修)。同一年度内に合格しなければ、合格した課題の結果が無効となり、次年度以降あらためて取り組む必要があります。再提出・再試験となる可能性もありますから、余裕を持って計画してください。
<TR科目>4月21日~翌年1月30日【必着】が1年間の区切りになります。1月度までに全てのレポート課題に合格し、3月までに試験も合格。
<TW科目>4月11日~翌年2月20日【必着】が1年間の区切りになります。2月度までに全ての課題に合格。
<TX科目>科目ごとに異なるのでシラバスを確認してください。
※卒業・修了判定にかかる方は卒業関連科目以外を冬期(1月~3月)に履修できないため秋期(10月~12月)までに合格するよう計画を立ててください。